エアコンや、冷たい飲み物で身体の冷えが気になる季節ですね。
実は、冬よりも洋服でカバーできない夏のほうが身体が冷えてしまう事があるのです。
冷えると、足はむくむし、生理痛もひどくなりますよね。
そこで、おすすめなのがお灸です。
簡単にできるお灸と効果などご紹介します。
お灸って難しい?火を使わず煙も出ない「せんねん灸の太陽」
お灸が身体にいいのはわかっているけれど、難しそうだし、自分ではできないと思っていませんか?
確かに、以前のお灸はもぐさを丸めてお線香などで火をつけたりと大変なものでした。
痛みも伴いますし、換気しないと部屋ももぐさのにおいが充満してしまいます。
しかし、自分で簡単にお灸ができるアイテムが出ているのです。
それが、今回ご紹介するせんねん灸の太陽です。
せんねん灸の太陽は、ボタン型カイロのようになっていて火を使わず、煙も出ないので手軽に使えます。
火を使タイプと比べるとあまり熱くないのでストレスもかかりません。
お灸で冷え症は本当に治るの?生理痛は良くなる?
さて、では手軽に使えるせんねん灸の太陽ですが、本当に冷え症は治るのでしょうか。
冷え症が気になる人には、うちくるぶしの一番高いところから指三本分上にあるツボの「三陰交」がおすすめです。
三陰交は消化器や肝臓、腎臓の動きを助けて、さらに女性特有の冷えにも効果があります。
水分代謝を良くしてくれる効果もあるので、足がむくんでいるときに良くお灸をします。
せんねん灸の太陽をこの場所に貼っていると、足の指までじんわりとあたたかくなり、手の指先も冷えが消えます。
灸は急に効くという言葉があるように、お灸の効果はすぐに表れるので助かっています。
せんねん灸の太陽は小さくて目立たないので、デスクワークの女性も冷え対策に使用できます。
これだけでも、かなり生理痛は緩和されますが、さらにおへそから下に指四本分のところにある「関元」というツボもおすすめです。
「丹田」ともいわれるツボで、下腹部を温めて女性特有の症状に効果のあることで有名です。
生理痛でお腹がきりきりと痛むときに私は使っています。
毎回ひどい生理痛で、一週間ほぼ毎日鎮痛剤を飲んでいたのですが、この関元と三陰交にお灸をするようになってからは鎮痛剤を飲まなくて良くなりました。
夏の間、女性を悩ますエアコンの冷えからくるむくみ、冷え症、生理痛はこの二つのツボにお灸をすることでかなり緩和されます。
血流が良くなるので、お肌も綺麗にする効果も期待できます。
お灸を使うとき注意することはあるの?
いくら火を使わないといっても、せんねん灸の太陽はある程度の熱を発するアイテムです。
なので、長時間貼りっぱなしにすることは避けてください。一日一回、20分くらいが目安です。
せんねん灸の太陽を貼ったまま寝てしまうのも危険です。
ぽかぽかとして気持ちいいので、ついうとうとしてしまいますが、そのまま寝ると低温火傷を起こす恐れがあるので注意しましょう。
また、体調などによってはせんねん灸の太陽が熱く感じるときがあります。
肌のコンディションなどにもよるのですが、あまり熱いと感じるときはすぐにはがして、冷やすことをおすすめします。
飲酒しているときやお風呂上りも肌がダメージを受けやすいときなので使用しないでください。
以上のことにさえ注意して使用すれば、お灸は女性の悩みを解決してくれるパートナーになってくれますよ。
いかがでしたでしょうか。お手軽なタイプのお灸を正しく使うことで、冷えや、むくみ、生理痛といった女性の悩みを簡単に解決できます。
使用上の注意はいくつかありますが、難しいものではないのでぜひ試してみてください。
慣れてくると、肩こりに効くツボなど自分の好みのツボができますよ。
お灸の効果は即効性があるのがうれしいですね。
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