ニキビやニキビ跡が目立つお肌は女性にとって悩み深いものです。
ファンデーションがうまく乗らなかったり、光の加減で凸凹が見えてしまったりすると、清潔感が損なわれてしまいます。
ニキビ肌を治す為に高価な化粧品を購入している人も多いことでしょう。
しかし実は、ニキビ肌を改善する為には化粧品だけではなく、毎日の洗顔も非常に大切なのです。
そこでニキビ肌を改善する為の正しい洗顔のコツや4つのポイントをまとめてみました。
ニキビ肌!洗顔で肌をこすり過ぎるのはNG!
ニキビ肌ができるのは、肌に脂質が多く毛穴に詰まってしまい、そこへニキビの元となる菌が繁殖して炎症を起こすのが原因です。
毛穴に詰まった脂質を取り除く為に、入念に洗顔をしている人もいることでしょう。
しかし、肌をゴシゴシとこするのは返ってニキビを悪化させる結果に繋がるのです。
肌をこすって刺激を与えると、その部分が乾燥したり炎症を起こし易くなるのですね。
皮脂というのは決して悪い物質ではありません。
あらゆる外界からの刺激から肌を守ってくれる働きもあるのです。
ゴシゴシ擦ることでその皮脂を落としてしまうと、皮膚が乾燥して表面がカサカサになり、バリヤ機能が低下してしまいます。
そこへ雑菌がついて炎症を起こし、ニキビになってしまうこともあるのです。
ニキビ肌の人は、泡で洗顔するタイプの洗顔料を使用するか、普通の洗顔石鹸でも良く泡立てて使用しましょう。
洗顔後はしっかりとすすぎましょう!
最近の洗顔料は品質が高く、泡がしっかりと肌を包み込み、毛穴に詰まった汚れを吸着してくれる製品が多くなります。
それだけ肌に吸着するのですから、当然すすぎもしっかりと行う必要があります。
顔の内側だけしっかりとすすいでも、額から髪の毛の生え際、顎から首のフェイスラインのすすぎが甘いと、そこに洗顔料が残ってしまい、乾燥して肌に刺激を与え、ニキビの原因となってしまうのです。
洗顔料を使用する時にはすすぎをしっかりと行い、肌に成分を残さない様にしましょう。
ニキビ肌の方は洗顔前に手やタオルも清潔に!
ニキビ肌の人は、ちょっとした雑菌がついても炎症を起こし易くなっています。
洗顔時に一番注意しなければならないのが手の汚れです。
手には雑菌が沢山付いていますので、何となく洗顔フォームを手に取って泡立ててしまうと、手の汚れがそのまま顔に付着することになります。
手は一番良く働く部分ですので、洗顔前にはしっかりと洗う様にしましょう。
洗顔後に注意したいポイントとして、タオルがあります。
清潔であることはもちろん、肌に刺激の少ない柔らかい素材のものを使用しましょう。
そしてこちらもやはりゴシゴシと擦らず、丁寧に顔を包んで水分を吸収する様に使用します。
ふわふわ素材のタオルは拭いていて気持ち良いのですが、顔に繊維の毛羽立ちがくっついてしまい、ホコリや汚れがつく原因となるので、あまり安い値段のタオルは使用しないのがおすすめです。
ニキビ肌の人は洗顔した後は保湿をしっかりとすること!
洗顔のスキンケアにすいて、ニキビ肌の人は脂質肌の人が多く、なるべくサッパリ系の化粧品を使用したいと思うものです。
しかし顔は部位により脂質度が違い、Tゾーンに比べて頬の付近は乾燥し易いのです。
テカテカしたりベタベタするのが嫌だからと、サッパリ系のスキンケア化粧品を好んで使用していると、肌が乾燥して毛穴が引っ張られて開いてしまいます。
そこに雑菌が入ると、ニキビが出来易くなってしまうのです。
ニキビ肌の人程しっかりと保湿をして、お肌に潤いを与えて毛穴を小さくすることを考えましょう。
ニキビ肌を改善する為の正しい洗顔のまとめ
高いスキンケア化粧品の効果を高める為には、より成分が浸透し易いお肌を作ることが大切です。
顔は手と同じく常に外界に晒されていますので刺激を受け易く、洗顔時にあまり肌にストレスを与えない方が健やかな状態を維持できるのです。
毎日の洗顔をしっかりと行い、ニキビ肌を改善しましょう。
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